ボディワーク。
今の自分と、未来の自分への戒めのために。
先日、我が師匠であるまゆさんとお会いして印象に残ったお話。
ボディワークというカテゴリーの認知度はまだまだ。
セラピストではなく、ボディワーカー。
かく言う私自身もその区別はぼんやりとしか言えないんだけど。
わたしは治療家ではない。
クライアントさんが何かしらの違和感・不快感を持っているなら
それを軽減できるといいなぁとは思う。
でも「治療」ではない。
自分自身の経験からも言えるのは、
症状の軽減、軽快は本人が望んだタイミングで起こるということ。
ボディワーカーのエゴでクライアントさんの何かが変わることは、まずない。
あり得ない。
最近はたくさんの練習モデルさんにもお越しいただき、
リピートしてくださる方も少しずつ増えてきた。
そしてその、「してやった感」に陥りそうになっているわたしが居た。
怖い。ぞっとした。
肩が楽になったのも、気分がすっきりしたのも、
わたしではなくクライアントさんご自身の治癒力のお陰。
ご自身がそうなりたいと決めてここに来たという原因に対する結果でしかない。
わたしが出会い、学んだ施術はほんとうに素晴らしいものだ。
そこを嗅ぎつけて(?)我が家にお越しくださった、その行動力に対する結果なのだ。
その施術をただただ忠実にお伝えすれば、必要なタイミングで受け取っていただける。
それ以上でも、それ以下でもない。
だから、美容院に行くように、ネイルサロンに行くように、習い事に行くように。
自分の身体に目を向け、耳を傾ける時間を作ることが、ごくごく当たり前になるように。
自分が自分を癒す、その力を持っていることを知ってほしい。
ボディワークの施術料金は決して安いものではない。
でも「わたしにはその価値がある」と思ってほしい。
生まれてから死ぬまで、わたしはわたしでしかない。
もっともっと、自分を大切にしてほしい。
その一つとして、ボディワークという方法があるということを
これからお伝えすることが、わたしの役割でもあると思う。
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